大聖年のローマで4大バジリカ(大聖堂)を征す!
西暦2000年の今年はキリスト教徒にとって、25年に一度の「聖年」であると同時に千年紀(ミレニアム)にもあたることから「大聖年」と呼ばれています。この「聖年」にしか開かない「ポルタ・サンタ」(聖なる扉)をくぐることによって罪の免償が与えられると言われていることから今年、「ポルタ・サンタ」の開かれているローマの4大バジリカには世界中からキリスト教徒が団体で詰めかけ、なんだかもうすごい状態でした。

コロッセオの入場に長蛇の列
今年のローマ、どこへ行っても韓国人旅行者が多かったです。スペイン広場周辺はさながらリトル・コリア。日本人より韓国人のほうが多かったくらい。これは意外にも韓国で信者が一番多い宗教がキリスト教であり,大聖年を祝うため大挙してやってきているのか、単に景気が上向いて若者の間でイタリアブーム&ブランドブームが起きているからなのかどちらなんでしょうか。

ところで4大バジリカってどこ?はい,今年「ポルタ・サンタ」が開かれている大聖堂は総本山のサン・ピエトロ寺院,テルミニ駅近くでおなじみサンタ・マリア・マッジョーレ教会,そしてサン・ジョバンニ・イン・ラテラーノ大聖堂、サン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂の4つです。後者2つは私も今年ローマに行くまで知りませんでした。というわけで2大聖堂の写真を撮ってきました。サン・パオロ大聖堂の方はモザイクの柱のあるキオストロ(回廊)があったりしてなかなか素敵でした。昨年行ったシチリアのモンレアーレの大聖堂の回廊を思い出しました。4大バジリカの「ポルタ・サンタ」、もちろん制覇しましたよ。やっぱり免罪して欲しいもの。

バチカン、コロッセオなどの名所の人ごみに疲れ、カラカラ浴場とフォロ・ロマーノに行きました。フォロ・ロマーノはともかく、カラカラ浴場はほんとに人がいなくってのんびり出来ました。しかし、どちらも足元にローマ時代の遺跡が無造作にごろごろ転がっていてローマという街のすごさを感じます。

カラカラ浴場、ローマ時代の公衆浴場の床のモザイク画 遺跡の上でひと休みすることもできる
今回美術館は以前から行ってみたかった国立絵画館(バルベリーニ宮)へ。しかし!一番見たかったラファエロの「フォルナリーナ」(ラファエロの愛人だったという説あり)が貸し出し中でがっかり。でも、映画「ローマの休日」のロケにも使われたというバルベリーニ宮殿内の部屋を見ることができてうれしかった。薔薇や朝顔などが描かれた室内の壁がきれいでした。ライトブルーとゴールドでまとめられた部屋も素敵だったなあ。

左からサンタ・マリア・ミネルバ大聖堂のリボンの天使,国立絵画館のカラバッジオ作「ナルキッソス」,文豪スタンダールがこの絵を見てインスパイアされ短編を書いたと言われるグイド・レニ作「ベアトリーチェ・チェンチの肖像」 路上でラファエロの模写をするアーティスト

「ピッツァは絶対ナポリで!」と決めていたのについ食べてしまったローマの薄焼きピッツア。カプリチョーザは生ハム、キノコ、アーティチョーク、オリーブ、卵がのってすごいボリューム。ホテルは今回もテルミニ近くのトゥーリング。今回は別館に泊まりました。1泊 8万リラ。(5千円弱)
|
|