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世界遺産の街、マテーラ
ここは本当にイタリア?
サッシはイタリア語で岩石(sasso)の複数形ですが、マテーラのサッシは洞窟住居群のことです。近年世界遺産に認定されたマテーラのサッシですが、少し前まではここは南イタリアの貧しさを象徴するような街でした。
バーリから私鉄FAL線でマテーラへ マテーラのスペイン語ガイドのアンジェロ 背後に見えるのがマテーラのドゥオモ
電車で向かいの席に座ったイタリア人女性とのおしゃべりに夢中になってしまい降りる駅を一駅間違えてしまいました。(マテーラは終点なので普通間違えるはずはないのだが)駅のそばのバス停で途方にくれていると(いつもこのパターン)ちょっとうさんくさげな男性が乗るバスを教えてくれました。
私はバスの切符を持っていなかったのですが、何とこの人も持っていなかった。でも、機関銃のような喋りで運転手を煙に巻くと鼻歌混じりでバスに乗り込む。結局バス代は請求されませんでした。ちょっとクレージーな感じの彼の名はアンジェロ。スペイン語ガイドなのだそう。「どこのホテルに泊まるんだ?」と聞かれ「決まっていない。どこも予約していない」と答えると「それならいいホテルを知ってるから連れて行ってあげよう。きっと気に入るに決まっている」と言って連れて行ってくれたのがサッシの中にあるホテル、「HOTEL SASSI」(下の写真)でした。
このホテル、実はすごく泊まってみたかったホテルで、一目見てすぐに気に入りアンジェロに部屋を取ってもらいました。
アンジェロにはすごくお世話になったけど、それをたてにベタベタされたりしたら嫌だなーとちょっと恐れをなしていたのですが、ホテルのチェックインが終わると「じゃ、これから仕事だから行ってくるよ。チャオ!ムゥーーチョ!」と言うとあっさりと去っていきました。濃い外見、濃いキャラに似合わずイタリア男にしては珍しいほどあっさりしてました。疑ったりしてごめん。やたら「ムーチョ!」を連発する彼はラテンの見本のような人でした。
HOTEL SASSI
中へ入ってみる

「HOTEL SASSI」の後ろに広がる「サッソ・バリサーノ」地区
サッシの中を歩いてみる

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