<東京方面楽器店見聞録>

4:各店のみなさん、撮影にご協力ありがとうございます。(2000年 9月22日(金))
突然ですが、僕は病気です。
気になる楽器があると、やもたてもたまらなくなってしまうんですねえ。
今回もちょっと前に中古店で見たギターが気になって
平日にもかかわらず、休みが取れたのをこれ幸いに上京してしまったのです。
「まだあったら買おう、あってくれ!」という思いと
「買っちゃったら
散財だ、なければあきらめがつくのに・・・」という思いに葛藤しながら
電車は御茶ノ水に到着したのでした。

<御茶ノ水>
んで結局、売れてました(笑)あぁ、よかった。やばいとこだった。(^^ゞ
ワーミーペダル&XP−100こっからはいつも通りの
物見遊山です。
まず左写真のペダル付きのエフェクター。
イシバシ楽器ロックサイド(※1)
地下にありました。その筋では人気爆発らしい
(どの筋
?)ワーミーペダル(※2)です。


右は以前に生産終了していた
一号機(エヴァ?)の復刻版。
左は同シリーズのマルチ版、XP−100です。

復刻版ワーミーペダルは
最近、再発売になったようで
なんでも愛用者であるスティーブ・ヴァイ(※3)
のアドバイスで、MIDI(※4)対応の機能が
付加されているそうです。

ワーミーペダル他のデジタル機器と連動させて
システムを組むような
「プロ仕様」と言えるかもしれません。

他の中古店で本物のオリジナルも見たのですが
そちらの方が全体的に小さいようで
実際に使う分には、復刻版の方が
ペダル操作はし易そうな感じです。
(オリジナルはけっこう高価ですし・・・)

XP−100は従来のワーミーエフェクトの他
ボリュームペダル(※5)、ワウペダル(※6)
チューナー(※7)、ノイズゲート(※8)
機能を装備している欲張りな一品です。
こいつを試奏させてもらいました。

各エフェクトはいくつかのプリセットから
モードを選択するようになっていて
ある程度普通に必要なモードはそろっています。
呼び出し方はペダル左側上のフットスイッチを
【↑復刻版ワーミー。↓XP−100(中古)】
    一回踏む度にモードが順番に繰り上がり
XP−100踏みっぱなしにすると、順番に繰り下がる
といった具合です。

またライブなどで離れたプリセットモードを
瞬時に呼び出したい場合のために
任意のモードを好きな順番に6つまで登録できる
ユーザープリセット機能があります。

左下のフットスイッチはバイパス
(エフェクト・オフ)とチューナー機能選択の
スイッチです。


各エフェクトは、特に目立ってすごい
ということもないのですが、逆にスタンダードに
まとまっているということもできます。
コンパクトにたくさんのエフェクターを
使えるという意味ではとても便利です。

ただチューナー機能に関しては
2ケタの数字表示ディスプレイしかないのでは、さすがに苦しく、慣れが必要だと思いました。
付加的な機能と割り切った方がいいかもしれませんね。
しかし、中古でもそれほど値落ちしておらず、依然として人気が高いのだなと関心させられました。
ちなみにもうすぐ生産完了となるようです。


さて次に下のアンプですが、東京でもこの日はここ御茶ノ水イシバシ・ロックサイドと
ローランド VGA−7池袋のKEYでしか実物を見かけなかった
(カタログも間に合ってなかった・・・)
新製品、ローランドのVGA−7です。

ついにローランドもデジタル・アンプ市場に
参戦してきたかと思いきや
そこは他でもない「ローランド」
アンプモデリング、マルチエフェクトだけでなく
独自の「バーチャル・ギター」のシステムを
まるまるアンプにビルト・インしてきました。

バーチャル・ギターはギターシンセの
デバイデッド・ピックアップを使って
ギターの材質、ピックアップの種類位置
エフェクトの仕様、アンプのタイプや
マイキングの方法などの様々な要素を積み上げて
サウンドをシミュレートしようという技術で、ローランド独自のものです。
実際、店員の方が試しているのを見ていたのですが、アコースティックギターを
シミュレートした音など、真に迫るものがあり驚きました。

もともと、ローランドのジャズコーラスというアンプなどは
フラットでクリーンなサウンドで、既に名器として認知されていて
最近流行りのアンプシミュレーターなどとの相性も良いとされていますが
このアンプが
大雑把に言って「バーチャル・ギター」+「ジャズコーラス」という
図式で成立している、ローランドのギター・サウンドに対するアプローチの
一つの
総決算だとすれば、
その性能の高さにもうなずけるものがあります。

個人的にはバーチャル・ギターのような、各々のギターが持つ個性を
無意味にしてしまうような方向性には抵抗を感じつつも
出音のクオリティを知ってしまうと、こういうのもアリかなぁと複雑な心境になりました。


ザック作成レスポールちょっと話が硬いっすかね?(笑)
んでは、おバカなギターをひとつ。

同じくイシバシ楽器・ロックサイドにあった
左の写真のギター、かのザック・ワイルド(※9)
イベントで仕上げたものだそうです。
(詳しくは「説明書」参照)

ギブソンのレスポール・スタンダード(※10)
EMGピックアップ(※11)というザック仕様のものを
バーナーで焦がして、ビールのキャップを
(!)で
打ちつけ、サインを入れてできあがりという
ザックの人柄がしのばれる(笑)
フィニッシュになってます。

それにしても大胆というか
大雑把!
フロント・ピックアップのエスカッション(※12)なんて
溶けてますもんね、バーナーの熱で。(笑)
普段、ネジ1本外すにも気を使っている僕たち貧乏人を
あざ笑うかのような所業です。

そんなことすんなら俺にくれ!って感じです。
ツアーで使いたいとかウソだろうコラァ!!
(帽子を叩きつける)
いっちょまえにリップサービスしおって!!!
もうオジーのアルバム買わんぞぉ!!!!
♪I don’t know〜!!!!!

あ、すみません取り乱しまして・・・(竜平で)
ザック・ファンのみなさん、ごめんなさい。


さて次なるは、今度は「正当派」のレスポールで。(笑)
レスポール・エレガント&JPシグネイチャー
シモクラ・セカンドハンズにあったのが
左の写真のギター。

左はギブソン・レスポール・エレガントという
カスタムショップ(※13)製のレスポールです。
お気づきの方もいられるかもしれませんが
僕も1本持っています・・・

いや、それだけのことなんですけどね・・・
(詳しくはプロフィールのページを見てね。)

んで本題は右のギター
ギブソン・レスポール・ジミー・ペイジ・
シグネイチャー(※14)・モデルです。
発売は96年頃で今では生産されていません。

ジミー・ペイジは
ロック史上
屈指の成功をおさめたバンド
「レッド・ツェッペリン」のリードギタリストで
かつ音楽的支柱であったミュージシャンです。

59年製のレス・ポール・スタンダードが
ものすごい値段で取引されているのも
今の「リイシュー」や「ヒストリック」といった、オールドスタイル・レスポールの人気も
もとはと言えば、彼がステージでレス・ポールを低く構えて名演を行ったからに他なりません。
最近ではブラック・クロウズと一緒にツアーをしているようですね。

で、そのシグネイチャー。見た目はごく普通のスタンダードなんですが
ボリュームとトーンのノブがプッシュ・プル・スイッチを兼ねていて
それぞれコイルタップ(※15)やフェイズ(※16)切り替え
2つのピックアップの直列・並列切り替え(※17)などの機能を持っています。

要するに1本でいろんなサウンドが出るような、ややこしい回路が組まれているわけです。
ピックアップ・セレクターの切り替えも併せると、実に21通りもの組み合わせがあるとのこと。
確かペイジの愛器にも、ピックガード裏にプッシュ・スイッチがついていて
フェイズの切り替えができるようになっていたと記憶しているので
その方向性を発展させたアイデアなのでしょう。

ただし、試奏した限りでは、これらのサウンド・バリエーションは多分にニュアンス的なもので
21種のサウンドがそれぞれ「劇的」に変化をするといったものではないようです。
まあ、傾向としてのシングルコイルっぽいニュアンスやフェイズアウト・サウンドも出せるので
適した音色をチョイスすれば良いのであって、21種全部を使いこなせるのか?などとは
考えなくていいのでしょう。

他では通常のレスポールよりネックはかなり薄めで、日本人向けだなあと思いました。
実際ペイジもネックを薄く削っているようで・・・
59スタンダードを削ってるんすよ!前述のスイッチの取りつけも
 ボディに加工してつけるつもりだったのをギターテク(※18)に説得されて、ピックガード裏に
 取りつけることになったという話も聞きます。

 無頓着
なんだか、いやみな金持ちなんだか・・・)
その辺もしっかり取り入れてるようです。
重さもかなり軽く、さすがに隣のセミホロー(※19)ボディのエレガントよりは重かったですが
レスポールとしては軽量です。(個体差はあるでしょうが・・・)

オリジナルはゴールドパーツにカバーのないオープンハムバッカーでしたが
このギターは、前のオーナーがクロムパーツに変更しています。
ペイジ・ファンならそうしてしかるべきでしょう。(笑)
ついでにサインの入ったピックガードも、ノーマルのものに換えたいくらいです。

僕もペイジ好きなんで、ついつい
饒舌になってしまいました。(^^ゞ

<池 袋>

次は丸の内線で池袋へ。
パール・マッフルヘッドイシバシで見たのは「リズムトラベラー」という
トレーニング・ドラム(※20)のセット・・・
のヘッドのみ。(笑)

しかしあなどるなかれ、このヘッドが「ミソ」。
個人的に大絶賛のVドラムのパッド同様
メッシュ素材のヘッドで
生ドラムに近いタッチと
高い消音効果を両立した優れものです。

このセットには、この「マッフルヘッド」と
ノーマルのドラム・ヘッドがついていて
交換することで、トレーニングドラムとしても
ライブなどでも使える生ドラムとしても
両方に使えるようです。

なにかと出費がかさみがちのドラマーにとっては、朗報ですよね。
何より練習と本番で同じセットを使えるというのはかなりのメリットだと思います。
また既に自分のセットを持っている人でも、マッフルヘッドのみ別売りで各サイズあるので
マイドラムをトレーニング用にすることも可能です。値段も1つ数百円〜千円ちょいくらいで
手頃のようですよ。

池袋ではもう1つニュースが。
大手のイケベ楽器には以前、中古専門の「ギターズロッジ」という店舗があったのですが
その後中古楽器は本店に統合され、「ギターズロッジ」は消滅していました。
ところが今日行ったところ、少し離れたデジタル・レコーディング機材専門店の地下に
復活していました。(店名は「ギターズロッジ」ではなかったですが・・・)
店には中古楽器・オールド・ギターのスペースの他、リペア(※21)ルームもあって
実際にリペア作業しているところを、ガラスごしにうかがうことができます。

またチェック個所が増えました。(笑)


<新 宿>
池袋の後、新大久保にも寄って、この日のシメは新宿です。
(新大久保トピックス:黒澤本店がソリッドのエレキギターの取り扱いをやめたそうです、残念。
 アコギとフルアコなどの「ハコモノ」は取り扱っています。
 あと、玉置浩二氏のスタッフと思われる人が、リペア中だったのでしょうか
 アコギを数本引き取りに来ていました。
 プロでも普通に楽器店に修理に出すんですね、あたりまえっちゃーあたりまえですけど・・・)
フェンダー・カスタムショップ・ローズウッド・テリーフェンダー・カスタムショップ・ローズウッド・テリー(バック、サイド)
新宿の閉店間際のイシバシで
本日初の「なんじゃこりゃ?」ギター発見!
フェンダー・カスタムショップ製の
ローズウッド(※22)・テレキャスターです。
(左写真)
ビートルズのジョージ・ハリスンの
使用で有名な、いわゆる
「オールローズウッド」のテレキャスターは
トップ側とバック側の2ピースの
ローズウッドボディの、振動系
(ボディ中心の
 ネックジョイントの部分から
 ピックアップのマウント個所
 ブリッジ取り付け個所までの部分)
を除いた部分をザグってセミホロー構造とし
センターに薄いメイプル(※23)材を
1枚はさんでラミネイトしたボディに
ローズウッド1ピースのネックを
デタッチャブル(※24)
ジョイントしたものでした。

私も一時期フェンダージャパン製のものを使っていましたが
硬くて目の詰まったローズウッドのボディは、セミホロー構造であるにもかかわらずかなり重く
音色も硬く高域が強調された独特の音でした。
一見このギターも、その「オールローズウッドテリー」に見えたのですが
よく見ると全くの
別物だったのです。

上の右側の写真を見るとよくわかるのですが、トップとバックのローズウッドは
それぞれセンター合わせの2ピース、しかもかなり薄いとはいえ木目から
ブックマッチング(※25)であることがわかり、かなり贅沢です。
ボディの真中に厚くはさみ込まれているのは、おそらくマホガニー(※26)でしょう。
ボディを
中島誠之助ばりに叩いてみたところではセミホローのようなので
マホガニーの部分をくりぬいて空洞部分を作り、ローズウッドで前後からフタをするような形で
形成されたものと思われます。

またネックも独特で、マホガニーワンピースのネックにローズウッドの指板がラミネイトされ
そのローズウッドはヘッドの表面までカバーしています。
そしてトドメはセットネック(※27)・ジョイントです。

いったいどんな音がするんでしょう?
薄いローズウッドトップ&バックとマホガニーの組み合わせは
なんとなくレスポールのメイプル・トップ&マホガニー・バックを連想させます。
それにセットネックとセミホローボディ。
音の固すぎたオールローズに比べて、まろやかな中域も期待できそうな仕様です。
これ閉店間際だったので、写真撮るのをお願いするのが精一杯で、試奏できませんでした。
帰りの電車の中で、すごい心残りでした。ワンオフっぽかったから、もう会えないだろうなぁ・・・

最後に、いつも撮影の許可を頂くばかりか、写しやすいようにスタンドに立ててくれたり
いろいろと親切な各楽器店スタッフのみなさん、ありがとうございます。
また、よろしくお願いします。



(※1)イシバシ楽器ロックサイド
都内各所に店舗を持つ総合楽器店イシバシ楽器の、御茶ノ水にある店舗の1つ。
御茶ノ水には他に「サウンドメディア」、本や楽譜専門の「ブックサイド」
パーツ・エフェクター専門の「1484ギターズ」がある。

(※2)ワーミーペダル
ペダルで音程を変化させたり、原音に違う音程の音をつけたりできるエフェクター。
原音にほんの少し音程のずれた音を付け加えて、コーラスのような効果を得るのを
特にディチューンという。

(※3)スティーブ・ヴァイ
フランク・ザッパというギタリストに師事し、高度なテクニックを駆使して
ハードロック・ヘビィメタルのバンドを渡り歩いてきたギタリスト。
現在ソロで活動中。修行時代に人の話し言葉を採譜(譜面に起こす事)したなどの逸話もある。


(※4)MIDI
ミュージカル・インストゥルメンツ・デジタル・インターフェイスの略で
デジタル機器どうしで演奏情報のやりとりをするための規格。

(※5)ボリュームペダル
ペダルタイプの機材でボリューム(音量)をコントロールする。


(※6)ワウペダル
ペダルタイプのエフェクターで、音色(トーン)のある周波数帯を強調し、更にその周波数帯を
動かす事で、「ワウワウ
」という人の話すような音をつくるエフェクター

(※7)チューナー
ギターやベースなどのチューニングを合わせるための機材。チューニングメーターともいう。


(※8)ノイズゲート
実音より音量の低い雑音を、気にならないようにカットするエフェクター。
実音より低くノイズより少しだけ高いレベルに設定し、ノイズが目立ってくる音量では
音をすべて止めてしまい、実音のレベルの音量が入力されると、ゲートを開いて音を出す。


(※9)ザック・ワイルド
オジーオズボーンというバンドのギタリスト。EMGというピックアップをマウントし
同心円状のペイントを施した
ギブソン・レスポールがトレードマークである。

(※10)ギブソン・レスポール・スタンダード
アメリカのギブソンというメーカーの代表的なエレキギター。
同じくアメリカのフェンダー社のギターとともに、エレキギターの標準となっている。
特に1959年前後の状態の良いレスポール・スタンダードは価値が高く
「ギターのストラディバリウス」といわれている。

(※11)EMGピックアップ
ピックアップが出力した信号を電気的に増幅して送り出す
アクティブ・ピックアップの代表的メーカー。
ノイズがのりにくい他、独特の音色を得られる。バッテリーを必要とする。

(※12)エスカッション
特にハムバッキングピックアップで、ボディにネジ止めしてピックアップの取り付けを行う
四角い輪のようなパーツのこと。マウンティング・リングともいう。

(※13)カスタムショップ
ギブソン、フェンダーが設けている、通常のライン生産とは別の生産部門。
基本的に、優れた一人のギタービルダーが制作過程の最初から最後まで責任を持って管理し
一本一本高品位なギターを製作している。
著名なマスタービルダーの手がけたものにはプレミアがつく場合もある。


(※14)シグネイチャー
プロのミュージシャンの意向にもとづき、メーカーのオリジナルモデルをベースに
特別な仕様で作られる製品。
いわゆるミュージシャンズ・モデルで本人の署名(シグネイチャー)が入っている。


(※15)コイルタップ
ハムバッキングピックアップについては、2つのうち一つのコイルをキャンセルし
シングルコイルピックアップについては、コイルの途中からショートカットさせることなどで
出力や音色を変化させるしくみ。

(※16)フェイズ
ピックアップの位相。これを切り替える事で、ミックスした2つのピックアップの音色を
変化させることができる。(僕もよくわかっていない(爆))
クイーンというバンドのブライアン・メイというギタリストがフェイズアウト・サウンドの
使い手として有名。

(※17)ピックアップの直列・並列
2つのピックアップをミックスした場合のつながり方で
これを変えることで音色を変化させられる。通常のギターでは並列であることが多い。

(※18)ギターテク
プロのミュージシャンなどのギターを管理する仕事をしている人。

(※19)セミホロー
ソリッドギターなどで、ボディ内に空洞をもっているような構造をいう。
セミアコやフルアコなどの「ハコモノ」のように板材で箱を作るのではなく
ソリッドのボディをザグって空洞を作っているようなものをさす。
セミソリッドともいうが、ギブソンのようにダイナミック・サウンド・チャンバーなどと
呼ぶ向きもある。

(※20)トレーニング・ドラム
文字どおり練習用ドラムのこと。従来は音が出ないように樹脂やゴムでできたパッドでセットを組み
擬似的な練習をするといったものがほとんどだった。

(※21)リペア
修理・調整・改造などのこと。

(※22)ローズウッド
インド原産の黒褐色の木材。比較的硬質で重く、主にギターやベースの指板材として使用される。

(※23)メイプル
カナダ・アメリカ北東部原産の白っぽい木材。比較的硬質で重く、主にネック材として使用される。

アタック・サスティーンに優れ、音の輪郭ははっきりしている。
マホガニーとのラミネートの相性がよく、ボディトップ材としても使用される。

(※24)デタッチャブル
ネックとボディの接合方法でボルトを使用するもの。フェンダー系のギターに用いられている。
製造コストが比較的安く、ネックの交換が簡単にできるのでトラブルにも強い。

(※25)ブックマッチング
ボディのトップ材のとりかたで、一枚の単板を「本を開くように」に割って
2ピースの左右の材として使う方法。左右の木目が対称になるので見た目が美しいほか
左右の性質が近くなるので、バランスの良い音響特性が期待できる。

(※26)マホガニー
中南米・中央アフリカ原産の赤茶色の木材。比較的軟らかめで重さはギター材としては中程度。
豊かな中低域と温かみのあるトーンが特徴で、ボディ材・ネック材として幅広く使われる。
トップにメイプル材をラミネートすることで、理想的音色バランスが得られる。

(※27)セットネック
ネックとボディの接合方法でジョイント部を接着する方法。ギブソン系のギターに用いられている。
バイオリンなどの弦楽器に古くから用いられている方法で
温かみのある音質とサスティーンの良さが特徴。














































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