山梨県塩山市一之瀬高原,水干沢から笠取山
いっきさん&あぶ
| 北緯35°50'36.9'' 東経138°49'07.5'' | トラックデータ |
| R411で奥多摩湖を過ぎて山梨県に入る。おいらん淵を過ぎてS字に差し掛かり 大きく左に向かう先端で一之瀬林道に入る。どんどん登っていくと民宿があり, さらに進むと大きく左に曲がる作場平橋近くに駐車スペースがある。そこに車を おいて歩きだ。トイレもある。なお,トラックデータには間違えて2箇所ヤブこぎ をしたところがあるので注意してください。 |
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作場平橋(写真上左)の横から笠取山の登山道に入る。
10分少々登山道を歩き,2つ目の木の橋から入渓する(写真上右)。
なお,一つ目の木の橋はかなり小さいです。

入渓してすぐ中州の周回で少々ヤブっぽいがすぐにヤブはなくなる。
沢幅は1.5mから2mほどで威圧感がなく,箱庭のような感じだ。
生憎の曇り空でやや艶に欠けるが緑がとても感じよい。
ときおり河床はナメとなる。まだ短いがちょっと興奮する。
この先で沢を間違えてしまう。凄いヤブ沢で,ヤブをこぎこぎしばらく登ったが
あまりのヤブにこんなはずは無いと戻る。
「奥多摩の谷123」の遡行図の「ミズナラの大木」とある辺りに左から出合う沢に
入ってしまった。おお間違えだ。小滝で出合うのでご注意を..。

平凡な沢歩きが少々つまらなくなってきた頃に小滝が現れた。
落差は3mたらずの斜瀑(写真上右)。
小さすぎて物足りないけど,沢に入ってはじめての滝で嬉しくなる。
水流を直登できるが少々滑る。

3m斜瀑を越えるといよいよ200m長のナメ滝だ。この沢のハイライト♪
ごつごつが多く,草着き部分もあるB級ナメだが,そこそこ楽しめる。
楽しい気分でばしゃばしゃ歩く。
左に小滝で出合うスモウトリ沢を眺めながら進むと前方に水量1:1で
黒エンジュ沢が出合う。小滝で両門になっている。
ここは左だ。左に入るとすぐに3mの斜瀑がある。滑りそうでちょっと怖い。

斜瀑を越えるとすぐに3mほどの岩の滝だ(写真上左)。
分厚い一枚岩の先が出ているような2条の滝だ。下部の2mほどはすたすたと歩いて登れる。
最後の1mほどはどこからでも行けるが,向かって右手はホールド,スタンスとも少なく
意外に困ってしまう。岩の上に手を置いてプッシュするようにしてのし上がる。
続いて同じく3mほどのやはり2条の滝が現れる(写真上右)。こちらもどこからでも登れる。
こちらは下部1mがすたすた歩け,上部2mほどがせり立っている。
スタンスが豊富なので階段のように歩けた。
この滝はシラベ沢からの水と水干沢からの水の両方を2条にして落としている。

さて,参考の遡行図ではもう一つ3m小滝があると書いてあるが,よくわからなかった。
小滝を越えたら再びナメっぽいのどかな流れになった。
もう少しいったらまた小滝があり,少々ナメ床があって枝沢との出合になった。
ここで再び沢を間違える。てっきり水量の少ない沢を水干沢と間違え右手に登ってしまった。
正しいウタノ沢との分岐はもう少し先だった。
間違え沢を登っていくと物凄いヤブになった。またヤブこぎ。
あまりに酷いなぁと思ったが,かなり登ってしまったので詰めるしかなくなっていた。
めちゃくちゃな急坂をヤブにつかまりながら登ったら登山道に出た(写真上右)。

登山道を少し戻って木の橋からもう一度入渓した。
木の橋を振り返って見たのが上左の写真です。
呑気にちょっと歩くと前方に6mのナメ滝が見えた。すでに水はかなり少なくなっている。
このナメ滝は滑りやすいので注意。左から取り付き,斜上クラックを伝って右手に抜けた。

6mナメを登ると更に沢幅は狭くなり50cmほどになった(写真上左)。
ヤブも無く快適に登っていくと,白砂が周りを覆うようになる。
綺麗なコケが少なくなった水に生き生きとしていた(写真上右)。

よい気持ちで登るとまもなく多摩川の最初の湧き口があった(写真上左)。
よく見るとキラキラと金色に輝く砂粒がある。
それは黄鉄鉱か雲母だ。金ではないのでご注意です♪
しばらくくつろいでいたら1つのパーティーがやってきてその水を飲んでいた。
湧き出す水量は少ないので一口飲むにも時間がかかる。
僕らは更に涸沢を詰めて最初の一滴の碑のところ(水干)まで登った。
山道を行っても行けるが,なんとなく...。
最初の一滴は岩の奥にたれているらしいが,今日は生憎涸れていた。残念。
最初の一滴は上右の写真の黄色で囲ったところにある。
その上には水神社が祭られている。

沢はなくなったので,登山道で笠取山に向かった。
水神社を正面に右手に向かう。途中で黒エンジュ山(黒槐山)との分岐があり(写真上左),
笠取山山頂に向かって登っていく。
少し登ると石楠花が咲いていた。まだ咲き始めなのか蕾が多かった。
石楠花の木の間をくぐって歩いていく。なかなか綺麗だ♪

小ピークを1つ2つ越えたら笠取山の山頂(1953m)に到着した。
ここからの眺望は..あまり広くない。でも綺麗だなぁ。
座り込んでビールで乾杯しているご夫婦がいた。
うーーん,美味そうだ。しかし,僕が500ccも飲んだら酔っ払って動けないぞ。

もう少し進むと,あれ?もう一つの笠取山のピークが出現した。
さっきのピークの方が10〜20m高いが,こっちはめっちゃ眺望がよい。
お天気が良ければ富士山が綺麗だろうなぁ。
残念ながら今日はあまりよく見えなかった。少し風があって寒いのでそうそうに降る。

急な坂を降りていく。フェルト底の沢靴だと少々滑って怖い(写真上左)。
ときどき走りながらばたばたと降りていくとコル。
ここで昼食にする。ここで体にダニが付いているのを発見。
たぶんヤブコギでついたんだろう。めっちゃビビッてしまった。
急いで取り除いたがまだ体に付いていそうでいやだった。

食事の後,少し歩いて「小さな分水嶺」を見る(写真上左)。
ダニのことが頭にこびりついていてあまりまじめに見れなかったのだが..。
ここに降った雨が多摩川,富士川,荒川に分かれていくらしい。
雨粒がどの位置に落ちたかで,3種の川に分水されるという。
ロマンチックだ...しかし,今はダニの方が...。
草原の道を降りていくとすぐに無料のトイレのある笠取小屋に到着した。
多くの人がバーベキューやら休憩やらしていた。
なかなか楽しそうだった。美味そうな臭いがしたし。
ここでトイレを借りて,更に道を急いだ。
でもしっかり水場で湧き水を飲んできた。美味しかった♪
後は山道を下るだけ。
どんどん降りていくと入渓点の木の橋に出た。
そこから10分ほどで駐車場につく。
これで今回の多摩川源流オフも終わりだ。
参考にならない参考タイム
駐車場−(13分)→入渓点−(1時間9分)→スモウトリ沢出合−(11分)→黒エンジュ沢出合
−(1時間52分)→笠取山山頂
帰りは2時間。標高差は643m。
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