東京都奥多摩町日原,小川谷・滝谷→酉谷山
あっきーさん,あじゅさん,渡辺さん,いっきさん&あぶ
| 北緯35°52'42.3'' 東経139°01'40.9'' | トラックデータ |
| R411で奥多摩まで行き,日原街道に右折で入る。そのまま日原鍾乳洞 まで行きその奥の小川谷林道に入る。林道はそのほとんどが未舗装なの で車高が低い車は要注意。また季節でゲートがしまることがあるので注意 です。林道の終点まで行くと広い駐車スペースがある。そこに停めて眺望 の望める崖の対面にある酉谷山への山道を辿る。小川谷林道沿いにトイ レはないので,日原鍾乳洞周辺で済ませておいたほうがよい。酉谷山避 難小屋にはトイレがあった。 |
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林道終点の駐車場(1033m)から歩き始めた(上左の写真)。
歩き始めてすぐにカモシカの全身の骨に出会った..むむ。
山道はアップダウンの少ないトラバース道だが崩壊箇所も多いので注意だ。

山道をどんどん辿る(上左の写真)。
20分ほど山道を辿ると「三又」に到着した(上右の写真)。
黄色の点線のように苔むした橋を渡り向こうに見える別の橋も渡る。
その後沢に降りて沢を遡る。
奥多摩特有の暗い感じの沢だ。雰囲気にちょっとびびる。

沢沿いを少し歩くとF1,2条5mの滝についた(上左の写真)。
水量もそこそこ多く美しい流れだ。
右側の流れはナメていてすたすたと登れる(上右の写真)。

その後は小滝の連続で釜が深そうなのは巻き,その他は登る。
緑の苔が生して綺麗だが,茶色っぽい苔は滑るので怖い。
ルンゼや枝沢を左右に見ながらながらどんどん歩いていく。

4mほどの滝やCSの2条滝をほいほいと越えていく。
あまり難しいところも無いので気楽で余裕があった。
お天気もよくキラキラ光る水に浸かりながら楽しく歩いた。

F3の5m滝(上左の写真)を巻き登ると上から皆の撮影風景が見れた。
それぞれ思い思いに写真や観賞を楽しんでいる。

ナメを少し歩くと向こうに大きなしぶきが見えた(上左の写真)。
今回の沢の第一の見所,「下ッ滝(F4)」20mだ(上右の写真)。
昨日の雨の所為か堂々とした姿を見ることができた。
今回はあじゅさんにマッチバコ代わりをお願いしたら..ぷぷっ♪
この滝は途中のバンドまでは行かれそうだが,その後がハングして
難しそうだ。当然左から巻く。
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巻きは,少し下流に戻りルンゼを半分ほ ど登って右手にトラバースすると下ッ滝の 落ち口に出られる。 そこから左手を見ると見事な両門の滝F5 が見れた。 東沢,釜ノ沢の両門の滝はあまりにも有 名だが,ここの両門の滝もなかなか見事 だった。巻きの途中からだけでは落差が よくわからなかったので巻きの踏み跡の 先の岩を回りこんで沢に降りた。 両門の滝は写真左の滝が6mほど,右が 10mほどのようだ。 両門の先の淵は深く行かれなかったので 滝を登ることはしなかったが,写真右手を 登って両門の滝上に出た。 |

両門の滝を越えて崩れやすいガレ状の沢床を歩いていくとすぐに
大きなしぶきが目に入ってきた。
そーいえば,先ほどの両門の巻きからも向こうにしぶきが見えたっけ。
第二の見所,「上ッ滝(F6)」3段25mだ(上の2枚の写真)。
前衛の3mほどの滝下から見える上ッ滝の姿はなかなか僕好みだった。
この滝はシャワーで右から左に行き,直上できそう。
中段はハーケンを探しながらで,上段はちょっとかぶり気味らしい。
ノーザイルでは恐ろしいのでもちろん巻く。
ところで,この滝の滝つぼ周辺を歩き回っていたら足をついた岩がすとんと落ち
左足のスネを打ってしまった。いってー!この辺りは浮き石が多く注意だ。
帰ってから見たら腫れていた。いてーわけだ。
このときは我慢できたのでそのまま最後まで歩いた。
さて,この上ッ滝の巻きだが,まず左の岩の周りから登って小尾根に出る。
そこから..ここで道を誤ったようで,大岩を左側から回り込んだ。
(失敗だな,たぶん大岩を右から回るんだろうなぁ)
そのまま大岩の途切れるところまでトラバースし,そこから小尾根に
登り返した。ここがきつい。尾根から下に沢が見えた。
その沢に降りるとそれは本流でなく,
少し上まで来過ぎたところにある枝沢のようだった。
とりあえず枝沢を降りると本流の4mトイ状と
その上の2mトイ状の上に出た。
本流を下ってみようかと皆で散々考えたが,
先ほどの巻きがきつかったので皆行く元気がでなく断念。
気を取り直して先へと進む。

次の滝は,これもこの沢の第三の見所,「胎内滝(F8)」5mだ。
滝の落ち方は岩の中で外から見えない(上左の写真)。
この滝はこの割れ目から入り中に垂れているスリングを掴んで攀じ登る。
この割れ目部分まで行くのに腿くらいの釜に突進した。
中に入り込むと暗くて滝の音が響く異様な世界だった。
途中までナメた部分を登ると垂れているスリングに手が届く。
その後,スリングを引いて体を浮かせつつ,背中と足でずりずりとせり上がった。
かなり体力勝負の登りだ。
頭が出たところからが核心でホールドも足がかりも乏しくなった。
宙ぶらりんの状態でちょっとグッタリしながら上を見たらハーケンがあった♪
そこにカラビナをかけて掴みなんとか突破した。
滝上には計3本のハーケンが打たれていた。十分支点にできる。
背中のザックがかなり邪魔になったので登るときは後で荷上げした方がよいと思う。
登りきった所から見下ろした胎内滝の様子は,上右の写真の様。
結局,胎内滝本体はどんなだったか?..よく見なかったなぁ。

胎内滝を過ぎるとすぐに「岩溝の滝(F9)」,10mだ(上左の写真)。
この滝は滝の流身右手の岩溝(写真の細い流れのあるところ)を登る。
軽いシャワーで少々濡れた。
岩溝は7割ほど行ったところでホールドが乏しくなるので,
溝に背中を向けてちょっとプッシュ気味に登り,
その後やや左にトラバースぎみに登ると楽にいけた。
滝上には太い木が生えているので確保支点になる。
落ち口から見下ろすと上右の写真の様。

岩溝の滝を越えると流れは急に穏やかになった。
苔が光を受けて輝いている。
本当に素敵な空間がしばらく続いた。
この辺りでお昼にした。
いつもの通りコンビニおにぎりだが,こんな素敵なところで食べると何でも美味しい。
僕のおにぎりは,胎内滝でしっかりぺちゃんこになってしまっていた。

後は小滝の連続でぐんぐん高度を上げるのみだ。
一部倒木帯があって面倒だったけど,概ね歩きやすく,ナメ床も多かったので楽しかった。
苔は長いこと綺麗で楽しめたし言う事無い。
1:1の二俣(1400m地点)を右手に向かい,そろそろ水も少なくなった。
更に奥の二俣を右手に向かう。左手がナメでつい行きたくなったが..。
水が涸れた後の最後の二俣は,左が倒木が酷かったので迷わず右手に向かったが,
ぐづぐづの泥急斜面でホールドもなく,指を突き刺しながら登る始末。
しかし,15mほど登ったら登山道に出た♪

その後は酉谷山に向かった。
登山道を400mほど歩くと上左の写真の指導標に出会った。
ここで,渡辺さんが帰宅,いっきさんが先に避難小屋に向かうということで分かれた。
酉谷山はここから1.3kmほどである。
山地図にはこのルートが記録されていないが,ほとんど県境を歩く尾根道だ。
山地図の道は避難小屋に向かうトラバース路のようだ。
山道はあまり急な登りでなかったが,
沢の詰めでダメージを受けていた我々には結構辛く感じた。
あっきーさんは早かったぁ。さすがである。
結構いじめられてようやく山頂(1718.3m)に到着した。
その途端に大量のあぶの攻撃...これには参った。

山頂からの眺望は少ない。
でもそこそこ見えて嬉しかった。まったく見えないと諦めていたから。
あぶがあまりに煩いので山頂表示と三角点を撮影してそっこうで下山だ。
僕が先頭を歩いていると,後ろからあっきーさんとあじゅさんが走ってくる。
その足音に驚いて僕も走る。なぜ走るんだぁ!

走らされたお陰?か意外に早くいっきさんの待つ避難小屋に到着した。
避難小屋は綺麗な小屋だった(上左の写真)。トイレもあった。
ついでに富士山も綺麗に見えた(上右の写真)。
真っ黒な富士山は山体の形からそれと分かる。

避難小屋の前は開けていて景色がよい。
パノラマ写真は上のよう。もう少しお天気が良かったらなぁ。
このころお空は雲ってきてしまった。

景色を楽しんだ後,避難小屋の中でくつろいだ(上左の写真)。
あまり広くはないが,ログハウス造りの内部は檜の香りが漂い綺麗だった。
快適な空間でしばし休憩。これなら一泊しても怖くなさそう。
いや,怖いだろうな,やっぱ。皆で泊まれば楽しいかな。
帰りは酉谷沿いの山道を辿った。
はじめのうちは涸れ沢を下っているような感じだった(上右の写真)。
急で歩きにくい。しばらく我慢すると次第にはっきりした踏み跡となり,
沢を大きく巻くようになる。

途中で「旧酉谷小屋」に出会った。
すでに中でゆっくり休める状態ではなかった。
でも小屋の周りに刻まれた数々の山岳会や部の名前と年号は歴史を語り,
壊してはいけない小屋なんだなぁと感じた。
小屋(跡?)からずんずん下って三又に到着した。
さらにここから行きにも通った山道を戻り,午後3時半に駐車場に到着した。
参考にならない参考タイム
駐車場−(6時間半)→酉谷山山頂
帰りは駐車場まで1時間半ほど。
標高差は,駐車場−酉谷山山頂で685m。
おまけはこちら。
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